Interface of Architecture     ▶▶▶next page

私たちはインターフェースに興味を抱いています。
建築には、内と外、部屋と部屋、人と人など、多くのインターフェースが存在します。
『近未来の』インターフェース上では、多様なモノゴトが次々に生まれます。そして異なる次元のインターフェースが相互に関係性を持ち、モノゴトが重なり合って、さらに新しくて複雑なモノゴトを生み出します。このようにして巻き起こる豊饒な様相は、とてもシンプルな操作によって作り出されます・・・
そんなインターフェースを探求しながら、これから先の建築の姿をみつけていきたいと思っています。

Diagonal run

縦と横の動きになりがちなサッカープレーヤーの中で、ひとり対角線上に(斜めに)走ることを指して言う言葉です。ボールを中心とした宇宙の中で異質の動きは、天空を横切る流れ星のようで、それに気づいたものは目を奪われ自然とそこにパスが渡り、ゲームはがらりと様相を変えます。得点につながる動きです。
今までの秩序は異質の秩序に一瞬にして移行します。
デザインという行為は、世界というフィールドに対して何度も何度もDIAGONAL RUN(ダイアゴナルラン)を行っていくことだと思えます。